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ウィリアムソンアンプは,D. T. N. Williamson氏が
Wireless World誌上で1947年4-5月および1949年8月に発表したものです.
浅野 勇氏が好んで使用した回路で,
私は氏の3C33ステレオアンプのデザインをいたく気に入っていたので,
製作すべく球などを収集しておりました.
そうこうしているうちに,
何やらUMETECHさんの掲示板でウィリアムソンアンプの話題が上っているのを見つけ,
UMETECHさん,ARITOさんがミニアンプを作成しようとしており,
この程度の規模であればウィリアムソンの試作としては手頃かなと思い,
今回13DE7を出力管として試作することにしました.
オリジナルのウィリアムソンアンプの回路は,
図1のとおりです.
特徴としては,
- 20 dB におよぶグローバルNFBを使用
- 負帰還を安定して掛けるため,高インダクタンスのOPTを使用
- 全段低 rp の三極管を使用して,高域特性を良くしている
- 十分なゲインを稼ぐため,P-K分割段の後にドライバを入れている
といったところでしょうか.
図 1:
ウィリアムソンアンプの回路
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Ayumi Nakabayashi
平成19年7月1日