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5.2 12AU7 Ck あり

RL は, 100 kΩ, 40.5 kΩ ( 68 kΩ をパラ), 19.4 kΩ ( 24 kΩ をパラ), 9.9 kΩ ( 11 kΩ をパラ)の4通りを使い, 入出力特性,周波数特性,出力インピーダンスを測定しました. 赤い線が RL = 100 kΩ, 青い線が RL = 40 kΩ, 緑色の線が RL = 20 kΩ, 茶色の線が RL = 10 kΩ です.

出力対歪率特性を図2に示します.

図 2: 12AU7 Ckありの出力対歪率特性
\includegraphics{12AU7Ck_dist.ps}
オーディオアナライザの出力の制約により,歪率が高くなるところまで測定できませんでした. RL = 1.5 kΩ の時に歪率が低くなります.

ゲインの周波数特性を図3に示します.

図 3: 12AU7 Ckありの周波数特性
\includegraphics{12AU7Ck_freq.ps}

出力インピーダンスの周波数特性を図4に示します.

図 4: 12AU7 Ckありの出力インピーダンス特性
\includegraphics{12AU7Ck_Zo.ps}

5から8に,下側の真空管の伝達特性(Eg-Ip 特性 左)とロードライン(右)を示します.

12AU7Ck_100k.jpg

図 5: 12AU7 RL=100kの伝達特性とロードライン
\begin{figure}.\hfill.\par
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\end{figure}

12AU7Ck_40k.jpg

図 6: 12AU7 RL=40kの伝達特性とロードライン
\begin{figure}.\hfill.\par
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\end{figure}

12AU7Ck_20k.jpg

図 7: 12AU7 RL=20kの伝達特性とロードライン
\begin{figure}.\hfill.\par
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\end{figure}

12AU7Ck_10k.jpg

図 8: 12AU7 RL=10kの伝達特性とロードライン
\begin{figure}.\hfill.\par
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\end{figure}

9に,作図によるロードラインを示します. 実線が RL = $ \infty$ の場合です. 水色の線がV1のロードライン, オレンジ色の線がV2のロードラインです.

図 9: 12AU7のロードライン
\includegraphics{12AU7_ll.ps}


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平成16年5月14日