実際の出力トランスでは,だいたい2段分の位相の遅れが生じます. したがって,ここで述べた方法で位相補償のCRの定数を決めても, 予定した結果が得られるとは限りません. 実機で,周波数特性を測定したり,方形波応答を観測して調整する必要があります.