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2 回路(2004/2/22)

実験回路を図1に示します.
図 1: 実験回路
\begin{figure}\input{srpp_cir}
\end{figure}

真空管ごとに定数を変えるのはやっかいなので, Ebb = 240 V, Rk = 1.5 kΩ とします.

ゲインの測定は, 入力インピーダンスが 100 kΩ のオーディオアナライザを使いますが, RL を入れないと感電してしまうこともあります. オーディオアナライザの入力インピーダンスと,この抵抗の並列合成値が SRPPの最大の負荷になるわけですが, 計算上無視できるよう, 10 MΩ という値を使っています. RL に適宜抵抗を並列に接続することによって,負荷の大きさを変更します.

カップリングコンデンサの値は,低域特性に影響がありますが, 今回の目的には関係ないので手持ちの物を用いました. 特に大きな値にする必要はないでしょう.

Rs は,V1のプレート電流を検出するための抵抗です.

ヒーターには Ebb/4 のバイアスを掛けます.




平成16年5月14日