2 製作

ロータリースイッチは,東京測定機材株式会社のRS500シリーズの RS500N2-4-12 P1520R (図3)で,神保商会で購入しました.
図 3: ロータリースイッチとコモンバー.
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門田無線でも同社の製品を扱っていますが, 接点数のバリエーションが違います. クリックは軸に向かって上下にあるボールと板バネによって得られていますが, 少し硬いため,片側の板バネとボールを外しています(図4).
図 4: ロータリースイッチのクリックを軽くする.
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ツマミはRITEL社風のデザインのもので,軸の横からネジで固定するのではなく, チャックを軸方向から締めるタイプのものです. 造りがあまりよくないし,製造者名が入っていませんので, いわゆるジェネリック製品でしょうか. 昔は鈴蘭堂で本物を扱っていましたが,今回は門田無線で購入しました. その他トモカプロショップにもいくつかあったようです.

入出力はピンジャックとしました. 以前は秋月電子通商で絶縁型が1個100円だったはずですが, 今は200円となっているので, トモカプロショップで210円のものを購入しました. こちらは正面から見ると絶縁のプラスチックが白,赤,黄などに着色されており, 秋月のものより視認性に優れています.

ケースは,タカチ電機工業のUC17-5-12DD (ブロンズアルマイト色)にしました. このケースは,前面と後面のパネルが浮いており, ガタがあるため,振れ止め金具UCF-26を使うべきですが, 残念ながら奥行120mmのケースには対応していません. また電気的にも接続されていないので,前後パネルと底板には菊ワッシャーと卵ラグをつけ,上板にはロータリースイッチの本体にはんだ付けして導通を確保しています.

今回は試作的なもので,目盛りは白色の裏面糊付きのプラスチックシートに インクジェットプリンタで印刷したものをパネルに貼り付けました(図5).

図 5: アッテネータの外観.
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アッテネータ部分は R2 側をパネルに近い段に配し, R2 をすべて取り付けたところで,スイッチを切り替えて抵抗値を測定し, 間違って取り付けていないかを確認してから R1 の取り付けを行いました. それでも微妙に違う抵抗(2.2k$ \Omega$ と 2k$ \Omega$ を間違えた)を付けていた 場所がありました.

図 6: ロータリースイッチへの抵抗の取り付けの様子.
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すべての抵抗を付け終わったらパネルに取り付け,ステージ間を接続すれば 完成となります.

図 7: ステージ間の配線.
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