一次側の浮遊容量は,総浮遊容量の半分ずつを各一次巻線に付加します. 鉄損は,測定された値の2倍ずつを各一次巻線に付加します. インダクタンス,結合係数に関しては,シングルの場合と同様に扱います.
第1.3.6節のパラメータを用いて作成したトランスのサブ回路は, 次のようになります.
1 * 2 * TAMURA OPT F2021 3 * 4 .SUBCKT F2021 P1 B1 B2 P2 S8 S0 5 * 1次インダクタンス(p-p 5kohm 150H) 6 L11 P1 12 30.92H 7 L12 13 P2 30.92H 8 * 1次巻線抵抗 9 R11 12 B1 64.7 10 R12 B2 13 73.5 11 * 1次巻線浮遊容量 12 C11 P1 B1 1126p 13 C12 P2 B2 1126p 14 * 鉄損 15 RI1 P1 12 158.4k 16 RI2 P2 13 158.4k 17 * 2次インダクタンス(8ohm) 18 L2 S8 16 0.208279 19 * 2次巻線抵抗 20 R13 S0 16 0.25 21 * 結合係数 22 K1 L11 L2 0.9999714 23 K2 L12 L2 0.9999714 24 K3 L11 L12 0.99994 25 .ENDS
ayumi